宇宙人とカメレオン。

とある夫婦の物語。

第41章 「愛」について

第41章 「愛」について

 



 皆さんどうもこんにちは。宇宙人とカメレオン。のゆてぃです。

 

 本日は愛についてお話ししていきたいと思います。自称恋愛アドバイザーである私ゆてぃが、恋愛とはなんたるかを0から100まで語り尽くしたいと思います。(冗談です。)

 

 ではいきましょう!

 

 皆さんは、愛とはなんだと思いますか?

 

 愛と言ってもとても広い意味があり、人それぞれの捉え方は違うと思います。例えば、愛とは「家族」だったり、「」が大好きで愛の対象だったり、「サッカー」を愛している、「仕事」を愛している、「彼氏彼女」を愛している、「子供」を愛しているなど対象も様々ですよね。正解はありません。自分は愛しているものはないし、愛されてもいないというふうに考えてらっしゃる方も中にはいらっしゃるかもしれません。

 

 愛を辞書で調べてみると、「そのものの価値を認め、強く引きつけられる気持。」と定義されています。こちらも辞書によっても違います。一つの正解があると言うよりは、どのように愛を捉えるかは十人十色であるというふうに思います。

 

 ここからは、私個人の考察を話していければと思います。私は、愛には大きく2種類あると考えており、それが条件付きの”条件愛”と条件が無い”無条件愛”であります。文字から意味がなんとなくわかる方も多いと思いますが、説明していきます。

 

 まず、条件愛は何かがあるから愛するという、愛する「理由」が存在します。例えば、私はキムタクを愛しているの。なぜならカッコいいから。と言うのは条件愛です。カッコいいから愛しているというものであり、カッコよくなければ愛の対象から外れてしまう可能性がここにはあります。◯◯だから愛していると言うことになると、それがそうではなくなってしまった時に愛せなくなってしまう場合があります。

 

 一方、無条件愛は愛する「理由がない」のが最大の特徴です。その対象がどんな状況であろうが愛するんです。カッコよくなくても、可愛くなくても、どうであろうと変わりません。

 

 その対象が例え犯罪を犯してしまったなど、許せないようなことがもし仮に起こってしまったとしても、愛するということになります(もちろん無いのが1番です)。理由がなければ愛せないよと、罪を犯したら終わりだよと、家族にはできても、なかなか他人のことは愛せないよという方もいらっしゃるかもしれません。

 

 イエス・キリストの言葉に「隣人を愛せよ」という言葉があります。確か、困っている人にパンをあげるようにというようなことも、言っていたと思います(よくよく考えるとアンパンマンですね)。相手が誰であろうと関係ありません。私はこれをとても大切にしている考え方の一つになります。

 

 ここで注意しておきたいのは、もちろん犯罪を提唱しているわけでは全くありません。悪いことをしていいですよということでは絶対にないです。犯罪が起きてしまうのは、愛されないかもしれないという愛に対する不安や恐怖、不足感があるのではないかと思っています。条件愛には、いつか愛されなくなるかもしれないという恐怖があります。

 

 ここで私が思うのは、自分さえ良ければいい、家族さえ幸せであればいい、我が国が豊かであればそれでいいという狭い視野で物事を見るのではなく、もっと大きな視野で隣人を「愛すること」、世界の全員が本来はみんな家族だということを思い出し、愛すること。それが、これからの時代で大切なのではないかと私は思うのです。戦争はそれができてないために起こっていると思っています。

 

 労働と貯金をして自分達だけ豊かになればいいと考えるだけではなく(それはそれでもちろん素晴らしいことです)、そのお金や資源を使ってどうみんなを(自分も含めて)幸せにするのかだったり、みんなが経済的な面だけでなく、も豊かになるには、どうしたらいいのかを考えれたらもっと本当の意味での幸せを感じることができるはずです。自分が美味しいものを食べるのはもちろん幸せですが、それを他の人と分かち合えた時にもっと幸せを感じるはずです。家族に対して愛している(パンをあげる)ことを、世界に対して愛する(パンをあげる)イメージです。

 

 条件愛ではなく、無条件愛でみんながみんなのことを愛すると、思いやりが生まれ、みんなが自分だけの分パンがあればいいと思わず、みんなで分け合うことができれば、世界はもっと明るく生きやすい世の中になり、愛し合うことができる未来を実現できると私は思っています。

 

 ただ、なかなか日々忙しかったりすると、心の余裕がなく、ここまでは思えないこともあるかもしれません。そもそも自分のことで精一杯だったり、家族のことで精一杯だったりするかもしれません。ですが、まずはそれで全然良いと思っています。自分自身が愛に満ちてくると、他の人に愛を注ぎたくなるといいます。まずは自分が自分自身に対して、愛を満たしてあげることが何よりも大切だと私は思います。そして次に周りの人に、最終的には世界全体の人々を愛することができたら、素敵だなぁなんて理想ですが、考えています。

 

 そして、あくまでこれは私からの提案であり、私個人の考えなので、嫌な気分になる方がいたら申し訳ありません。みなさんはみなさんの正義に従って生きてほしいと思っています。正解はありませんし、世の中にはこんなことを考えている人(宇宙人)もいるんだなと思ったり、愛について今一度考えるきっかけになっていただけたらとっても嬉しいです。他の人を愛することを強制はもちろんしませんし、いろんな考え方があることこそが、健全で素晴らしいことだと私は思います。

 

 本日は以上です。ゆてぃワールド全開で語り尽くしてきましたが、皆さんいかがでしょうか。理想と現実はもちろん違うのかもしれません。理想は高ければ高いほど、実現は難しいと思います。ですが、私の願いは、まずは自分自身のことをみんなが「無条件」に愛してあげてほしい完璧じゃなくていいのです。むしろ完璧じゃないからこそ人間は素晴らしいと思います。これから世の中がもっと優しく、生きやすく、幸せを感じやすくなるのではないかなんて思っています。皆さんのことを私は愛しています。今日もお疲れ様です。どうか皆さんが愛でいっぱいの幸せな1日を過ごせますように。

 

 

 おまけ

 皆さんが愛しているものはなんですか?私は全てのものを愛したいと頭では思っていますが、中でもやはりのことを愛さずにはいられないのです。無条件の愛は◯◯だからという理由はありませんと言いましたが、もちろんどんな時でも無条件に愛しています。ですが、いつも一緒にいてくれて、幸せをくれるし、可愛いからという理由も、思いっきりあると思っています。条件愛も私も無意識にやっていますし、それでも全然良いと思うのです。なので、条件愛でも良いということはお伝えさせてください。人間って本当に矛盾だらけで、面白い生き物。陰陽ですね。最後に、あの大好きな名曲を思い出しました。KANさんで「愛は勝つ」。