宇宙人とカメレオン。

とある夫婦の物語。

第22章 お客様は神様? -大切なのは”◯◯”の気持ち-

第22章 お客様は神様? -大切なのは”◯◯”の気持ち-

 

 

こんにちは、さいです。

 

本日は、私が接客の仕事を通して、

人としてこうありたい

と学びになったことを

紹介します。

 

 

皆様はスーパーやデパート、コンビニなど

お店で買い物をしたことや

ジムや居酒屋、宅配便など

何かしらのサービスを利用したことは

ありますでしょうか?

 

おそらくほとんどの方が

”ある”と答えられるでしょう。

 

では逆に、

お客様に提供する立場になったことは

ありますでしょうか?

 

こちらは中には”いいえ”の答えになる方も

いらっしゃるかと思います。

 

 

私は学生時代にデパ地下のバイト、

ピザ屋のバイト、

ケーキ屋のバイトをし、

現在もお客様を相手にする仕事をしています。

看護師時代も患者様や園児を相手に

仕事をしていました。

 

お客様を相手にする職業は、

素敵なお客様に巡り合える機会もあれば、

あまり感じのよろしくない方に出会う機会もあります。

(もちろんサービス業に限ったことではありませんが、

比較的機会が多いかと思います。)

 

私ももちろんどちらのお客様にも

出会ったことがあります。

 

私が素敵だと感じたのは、

レジの時にイヤホンを外して

笑顔で”ありがとうございます”と

言ってくださる方や、

”お褒めの言葉”を素直に伝えられる方など。

 

逆に、あまり感じがよろしくないと思ったのは、

列に横入りした上に

小銭を投げつけてきて「遅い!」と言われた方、

匿名でも可能なことをいいことに

きつい言葉で当たってくる方など・・・

 

 

私が素敵だと思った方々に共通することは

お互いに良い気持ちで終えられること。

反対に、感じがよろしくない方々に共通することは

お互いに悪い方向に気持ちが向かって終わること。

 

中には提供者側が悲しい対応をしてしまっている場合も

あるかとは思いますが、

割と受け手側が左右している場面が多いのではないかと

私は感じます。

 

なぜこうなるのか、

ふと考えてみたのですが、

お客様の方が立場が上だという意識が

あるからなのではないかと思いました。

 

”お金を払っているから”

”あっちは仕事だから”

こんな意識がどこかにあるのではないでしょうか。

 

確かに、そうかもしれませんが、

自分はその方々がいるからサービスを

受けることができているのだし、

第一に相手も自分と同じ人間である

ということを忘れてはならないと思います。

 

自分がされたら嫌なことは

人にしない!

これ、小学校の道徳で習いましたよね。

 

大人になってもこれは同じです。

 

もし、何か不快なことがあって、

改善してほしいのならば、

頭ごなしに言葉を投げつけるのではなく

「〇〇だから〜してほしい」

要望として伝えればよいのではないかと思います。

(先日の投稿のIメッセージですね。)

 

また、言ったら全て思い通りになると思い込み、

思い通りにならなければ臍を曲げた

ような態度をされる方も

いらっしゃいますが、

残念ながら無理なものは無理です。

 

お尋ねスタンス・お願いスタンス

きていただきたいものです。

 

残念ながら(?)

お客様は神様ではなく、

お客様も提供者と同じ人間です。

私はこの関係に上も下もない

思っています。

 

むしろ、自分がサービスを受ける時は

サービス提供してくれてありがとうございます!

という感謝の気持ちを持っています。

 

ほんの一瞬の関わりかもしれませんが、

そこでいい対応ができて

相手がいい反応を返してくれたら

平和に・幸せに過ごすことが

できるのではないでしょうか。

 

 

本日もここまで読んでくださり

ありがとうございます。

 

今回の内容は

私が悲しい思いをしたことをきっかけに

考え始めたことでしたが、

反面教師がいたおかげで

自分はどう接しようか考えられたのだと思います。

正直感謝はしたくないけれど、

考えるきっかけをくれたことはありがたいことですね。

(皮肉じゃないですよ笑)

 

 

本日も皆様にひとつでも多くの

笑顔になれる瞬間が訪れますように。